がん細胞と植物性酵素

　免疫力が正常に機能し順調な消化が行われていれば、私たちの腸はがんには侵されることはありません。

ですが、

　食事の内容が良くない。
　薬剤によって免疫系が低下している。
　喫煙
　ストレス
　早期老化
　何かに脅えながら生活する

などの負荷がかかり体内バランスが崩れると、有害な反応が起きます。そのため、がんや腫瘍ができやすくなるのです。

　

がん細胞は、

正常な細胞分裂を阻害する物理的、化学的、感染由来の、あるいは遺伝的な因子が関係して形成されます。傷ついた、または異常な細胞は他の健康体の細胞から栄養を奪います。

　消化や吸収の不調により栄養不良の状態であるならば、慢性的な疲労感や低血糖の症状が現れることがあります。消化不良の食物残渣物は小腸と大腸を塞ぎ、便秘を引き起こします。

さらに、発酵、腐敗、酸化が起こります。砂糖やでんぷんなど、消化されなかった炭水化物は発酵します。腸内で消化されずに残ったたんぱく質は腐敗し、脂肪は酸化します。

　どのようなタイプのがんでも、腐敗・発酵した残渣物があることで、嫌気性の細菌活動が促進されます。嫌気性生物は遊離酸素のない環境でも生息、繁殖できる微生物です。

がん細胞は酸素のない環境でも再生できます。がん細胞は腐敗や発酵がある環境が居心地がいいのです。未消化の食物がそのような環境をつくり出しています。体内でこのような状況に陥ると、

体は助けを求める信号を出します。その状況に応じた

酵素群が反応し、

前がん状態の細胞を破壊します。酵素は、その後の毒性のゴミも片付けます。前がん状態の細胞は絶えず再生していますが、私たちが健康であり体内バランスが維持されれば、酵素はこれらの細胞を認識し破壊することができるのです。

免疫系が正常に機能し順調な消化が行われていれば、私たちの腸はがんに侵されないわけですが、さまざまな負荷がかかり、体内バランスが崩れると、有害な反応が起きます。

がんになり得る異型細胞と体の防御機能のバランスが崩壊するのです。この異型細胞は全身を巡り、どこかに落ち着くと、細胞は急激に成長し、腫瘍となります。


がん細胞は頑固で、抗原という、変装の術を持っています。前がん状態の細胞が退治されると、抗原に取って代わられることがあります。この抗原が体の免疫系の処理能力を超えてしまうと、大変なことになります。

免疫力が限界に達すると、組織が傷つくのです。がん細胞と戦う酵素が足りなくなると、がんが増殖してしまうのです。そして、繊維状の膜によって自らを保護します。しかし、

酵素の作用で、

この繊維状の膜を細胞から剥がすことができます。がん細胞が多ければ多いほど、たくさんの酵素が必要となるわけです。アメリカのマロー博士は、がんの周りの繊維はたんぱく質でできていて、そして

分解酵素がこのたんぱく質の膜を消化してくれるおかげで、マクロファージ(白血球)ががん細胞を攻撃し破壊できると書いています。

体のバランスを取り戻すことで、体の治癒力を高めることができるのです。それを植物酵素が助けることは、疑いの余地がありません。